今日はペダルがガタガタして困っているお客さんの自転車修理です。
ペダルのガタの原因は、ボトムブラケットの不具合であることが判りました。
おそらく、ボトムブラケット(以下BB)のベアリング(以下Brg)がNGだと推定しました。
で、分解し確認したところ、Brg、シャフト軸、ワン(Brg押さえ)の
全てが磨耗している事が判り、BBのSETで交換という事に!!
人間の病気に例えると、心臓の弁だけ交換又は修正で直る物が、
あまりにもほったらかしにしたので、心臓を交換しなけりゃならなくなっちゃった。
と、いう事です。
すなわち、この作業はエンジニアでは無く、チェンジニアの仕事、と言うことになります。
(単純に交換するだけの仕事!!)
おそらく、「お客さん、新しい自転車にしたほうが安いですよ!」
って店員さんに言われちゃいますヨ? 儲かりますが、つまらない仕事です。
こうなる前にペダルのガタを早めに確認して、修理に持って来てください。
分解&調整作業だけであなたの自転車が復活いたしますから。
ペダルのガタで入院。 左側のBrgはグリス切れ。 右はBrgも磨耗しとる。
Brgもバラバラになるまでほったらかしで乗っていたんですね?
ちなみに、この自転車は18段変速ですが、日本製ではありません。
部品の磨耗も、おそらく鉄の質が劣っていることが原因でしょう?
結婚相手と同じで、見かけで判断しないで、中身で勝負だ。
(自分の経験より!!)